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【NFLスーパーボウル】
ペイトリオッツTEロブ・グロンコウスキー
「制限はない。全力でプレーする」

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AFCチャンピオンシップは脳震盪で途中退場したが、スーパーボウルへの出場が正式に決定した、ペイトリオッツTEロブ・グロンコウスキー (Photo by Elsa/Getty Images)

脳震盪もあったが、2連続でスーパーボウルを欠場するわけにはいかなかった?

グロンコウスキー 検査を通っただけさ。とても慎重に、空いた一週間の間に処置をしてもらった。毎日少しずつよくなって、今日正式に出場できると決まった。医者の許可をもらえて嬉しいよ。

今日の練習は?

グロンコウスキー よかったよ。チームは既にいい状態だし、俺も合流できてよかった。

具体的になにができた?

グロンコウスキー 全部さ。もう本当になんの制限もなく練習している。要求されたことは全部やったし出場する準備も万全さ。

もう一切制限はない?

グロンコウスキー 全速力で走れるし、ブロックもできる。なんでもできるよ。

出られないという心配はあった?

グロンコウスキー なかったかな。出場できると信じていた。ただ、安全策をとっただけさ。チームドクターは完璧に措置を施してくれたし、チームを離れて個人で行った準備も上手くいった。

イーグルスとはどのような試合になると思う?

グロンコウスキー 非常にいいチーム。早くて、やる気に燃えていて、激しいプレーを好む。理論上ではなんとでも言えるけど、それらは机上の空論。日曜日に誰がうまくプレーするかが全て。

イーグルスは守備をワイド9(※)にしているが、それはTEにとって何を意味する?

グロンコウスキー そうだね、彼らはそう守ってくるだろう。今季あまり見たことのないタイプの守備だね。NFLに入った年はたくさん見て、相手がフィールド上を走り回っていた。最近は見てないから新鮮なような、昔見た懐かしいような、変な感じがするよ。攻めにくいだろね。ラッシュは強いし、走るルートを確保しないといけない。

脳震盪でチームから離れている間はどう時間を過ごした?

グロンコウスキー ずっとリラックスできていたわけじゃなくて、医者にも会わなきゃいけなかった。状態を良くするために脳の運動や、検査なんかもした。スタジアムの近くにはいて、映像を見たり、なんとかして回復しようとしたりしたよ。

昨季のスーパーボウルは欠場し、今季は出られるというとは何か特別な意味合いがある?

グロンコウスキー 大いに意味があるよ。もし、昨季プレーしていたとしたら、今季のスーパーボウルも同じような試合だと思って、同じように準備していただろう。しかし、スーパーボウルは出場するたびに、感謝しないといけないとわかった。

今季初戦を落としたが、スーパーボウルまで勝ち残れたことについては?

グロンコウスキー 守備、攻撃、スペシャルチームが全てレベルが高い。コーチ、選手全てが一丸になっている。急にスーパーボウルに出場できたわけじゃなくて、毎週毎週しないといけない。ここ7ヶ月、心身ともに全てをつぎ込んできた、オフシーズンからはじまって、毎日の練習、シーズン中も全部を積み重ねて今がある。

ブレイディが負傷してもプレーを続けているが、それは心境に影響した?

グロンコウスキー 彼はいつだって俺を、チーム自体に影響を与えているよ。なにだろうと、彼は素晴らしいよ。右手の負傷があったときも、彼はタフだし、いつでも準備万端だから心配はしなかったよ。

ビル・ベリチックHCは、シーズンごとに切り替えて昨季の優勝を今季に引きずらないようにすることに長けているように見えるが?

グロンコウスキー その通りだね。本当に長けていると思う。試合は週ごとにあって、同時に1年を通してのものでもある。過去どれだけ好成績だったかは関係なくて、前の試合や、昨季のスーパーボウルは日曜の結果と何も関係はないと選手にうまく伝えているよ。

脳震盪からの復帰に向けて一番難しかったことは?

グロンコウスキー 待つことかな。といっても、大丈夫なのはわかっていたし、冷静に待っていたよ。

※ DEを外側に開いて配置し、相手の攻撃を内側に止めようとする守備の陣形

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