10月11日、アミノバイタルフィールドで行われた関東大学1部TOP8開幕戦。Aブロックの大一番として注目された法政大学オレンジ対日本大学フェニックスの一戦は、44対34で日大が制した。
第1Q3分52秒に法政大RB星野凌太朗(2年)に61ヤード独走TDを奪われて先制を許したが、直後の攻撃ドライブをQB林大希からWR林裕嗣(共に4年)への17ヤードTDパスにつなげて同点に追いついた。以降、第2Qまですべてのドライブを得点につなげて、23対14と2ポゼッション差をつけて折返し。
第3Q6分18秒にはRB秋元ミンジェ(4年)の13ヤードTDランで30対14リードを広げた。
第4Q、法政大に2TDを連取されて2点差に迫られた直後には、RB川上理宇(4年)の73ヤードTDランで再び突き放し、残り3分8秒にWR林(裕)のスクリーンによる27ヤードTDでとどめを刺した。林(裕)は10捕球124ヤード2TD、QB林(大)は31投19回成功240ヤード4TDでインターセプトなしの活躍だった。
「3年ぶりのTOP8なのでどうなるかという思いもあったが、新チームになってフィジカルの強化に力を入れてきたことが間違いではなかったと実感できました。フットボールは技術、フィジカル、アサイメントがメインになるかもしれませんが、学生フットボールでは気持ちの部分が大事。自分で言うのはおこがましいかもしれないですが、今日に関しては自分たちにフットボールの神様が微笑んでくれたのではと思います」
主将DL伊東慧太(4年)は、法政大との戦いを通じて、フィジカルとメンタルで上回った手応えを感じていたようだ。

ラン7回97ヤード1TD、パス捕球4回107ヤード1TDと奮闘した法政大RB30星野凌太朗(2年)
この試合の詳細と終盤戦の見どころは月刊ハドルマガジン11月号Vol.73(10月28日配信)に掲載します。販売サイトはコチラ