試合結果

パナソニックインパルス
8年ぶり4度目の日本一

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1月3日、東京ドームで行われたアメリカンフットボール日本選手権第69回ライスボウルはXリーグ王者のパナソニックインパルスと学生王者の立命館大学パンサーズが対戦。22対19でパナソニックが8年ぶり4度目の日本一を勝ち取った。

前半、パナソニックはK佐伯の3FG、立命館大はK栃尾の1FGを決めて9対3と、互いの強力守備がエンドゾーンを死守する拮抗した展開。3Qに互いに1TDずつ追加して迎えた4Qに、立命館大が栃尾の32ヤードFG、QB西山からWR猪熊への54ヤードTDパスで逆転に成功。しかし、パナソニックは終了1分31秒前にQB高田からWR本多、そしてWR小山へとわたるスペシャルプレーによる55ヤードTDで再逆転した。

立命館大は終了7秒前に49ヤード同点FGを狙ったが失敗して力尽きた。

大会MVPポール・ラッシュ杯は10回走88ヤード1TDのパナソニックRB横田(中央大/写真)が受賞。敢闘賞は6回捕球145ヤード1TDの立命館大WR猪熊(3年)が受賞した。

日本アメリカンフットボール協会は1月5日深夜に浅田豊久理事長名で、立命館大学の最後のFG時に、パナソニックに交代違反の反則(12人でのプレー)の見落としがあったと発表・謝罪した。

公式規則では、反則による罰則の施行は『次のダウンのレディ・フォー・プレーが宣告される前までに行わなければならない』と規定されている。試合結果ならびに記録に変更はない。

立命館大学はこの件に関して審判・協会に対して一切の抗議をしていない。
「すでに我々の2015年シーズンは終わり、2016年に日本一を勝ち取るための取り組みを始めている」と、立命館大の米倉監督。

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