NFC東地区
ワシントン・レッドスキンズ2勝1敗
第2週コルツ●9対21
第3週パッカーズ○31対17
第4週bye
2017年ドラフトの1巡指名DEジョナサン・アレンと、今ドラフトの1巡指名DTダロン・ペインのアラバマ大学コンビがコンスタントに相手OLをオーバーパワー。失点で2位、喪失ヤードで3位の守備を牽引する存在だ。「彼らはいつでも試合にでていてもらいたい。出場すればするほど上達する選手なので、体力の許す限り出場してもらいたい」とジェイ・グルーデヘッドコーチ(HC)。パッカーズ戦ではアレンが2QBサック、ペインが1QBサックを記録し勝利に貢献した。
ダラス・カウボーイズ2勝2敗
第2週ジャイアンツ○20対13
第3週@シーホークス●13対24
第4週ライオンズ○26対24
得点力30位と攻撃が不調だが、RBエゼキオル・エリオットは73回走426ヤード2TDを記録し、リーディングラッシャーだ。30位のパス攻撃が再建できるかが鍵になる。
フィラデルフィア・イーグルス2勝2敗
第2週@バッカニアーズ●21対27
第3週コルツ○20対16
第4週@タイタンズ23対26
コルツ戦でQBカーソン・ウェンツが復帰し勝利。「復帰できて嬉しい。戻るのに長くかかってしまった。今日起きた瞬間から興奮が止まらなかったよ」と、9ヶ月半ぶりの勝利を喜んだ。しかし、タイタンズ戦では被4QBサックを喫し敗戦。OL,WRとのミスもコミュニケーションが原因だという。RBダレン・スプロールズはハムストリング、RBコーリー・クレメントは太ももを負傷し、いずれも欠場が決定していることも懸念事項だ。
ニューヨーク・ジャイアンツ1勝3敗
第2週@カウボーイズ●13対20
第3週@テキサンズ○27対22
第4週セインツ●18対33
ドラフト2位指名のRBセイクオン・バークリーは56回走260ヤード3TDと、27捕球193ヤードでラン、パスともに貢献しているが、未だ1勝。「どの試合も後少しだと思うんだ。選手同士の信頼感は揺らいでない」とチームの状況を語った。
NFC北地区
シカゴ・ベアーズ3勝1敗
第2週シーホークス○24対17
第3週@カーディナルズ○16対14
第4週バッカニアーズ○48対10
LBカリル・マックの加入で守備が大幅に強化。第2週以降全ての試合で対戦チームを20点以内に抑え、3連勝だ。マック自身も24回QBにプレッシャーを与え、第4週の時点でのキャリア最高記録。「LBとDBからは特に勝ちたいという団結力を感じる。今いるチームを家族のように思っているよ。特別なことが起こせそうだ」と、満足気に語った。
グリーンベイ・パッカーズ2勝1敗1分
第2週バイキングス△29対29
第3週@レッドスキンズ●17対31
第4週ビルズ○22対0
ドラフト1位指名のCBジャイアー・アレキサンダーが加入したパス守備がリーグ7位と早くも結果を出している。一方攻撃は「チャンピオンシップをで勝てるレベルの守備を持ちながら、攻撃はプレーオフ出場レベルにも達していない。とにかく攻撃はまだまだ改善が必要」とQBアーロン・ロジャースが苦言を呈した。
ミネソタ・バイキングス1勝2敗1分
第2週@パッカーズ△29対29
第3週ビルズ●6対27
第4週@ラムズ●31対38
第4週の時点で1勝と、優勝候補にしてはスロースタートとなってしまった。「新しいQBと攻撃コーディネーターを迎え、いいスタートを切れないかもしれないことは予想していた。このチームはまだまだいいチームになれる。うまく噛み合えばどのチームにも勝てるはずだ」と、マイク・ジマーHCは冷静に分析した。13勝3敗だった昨季も第4週の時点では2勝2敗だったのは事実だ。
デトロイト・ライオンズ1勝3敗
第2週@49ナーズ●27対30
第3週ペイトリオッツ○26対10
第4週@カウボーイズ●24対26
古巣ペイトリオッツに勝利し、マット・パトリシア新ヘッドコーチが初勝利を挙げた。しかし、カウボーイズには敗れており未だ軌道に乗れていない様子。
NFC南地区
ニューオーリーンズ・セインツ3勝1敗
第2週ブラウンズ○21対18
第3週@ファルコンズ○43対37
第4週@ジャイアンツ○33対18
QBドリュー・ブリーズのパスが冴え、パス成功率75.8パーセントと先発QBの中でトップ。第5週からはRBマーク・イングラムが復帰し、さらに攻撃力をます見込みだ。守備はDB がビッグプレーを許すことが多く、パス守備は30位。昨季新人守備選手賞受賞のCBマーション・ラティモアが本領を発揮し、克服できるかに注目だ。一方、DEキャメロン・ジョーダンを中心としたDLがラン守備を3位に押し上げている。
カロライナ・パンサーズ2勝1敗
第2週ファルコンズ●24対31
第3週ベンガルズ○31対21
第4週bye
今季就任したノーブ・ターナー攻撃のもと、QBキャム・ニュートンとRBクリスチャン・マキャフリーを中心にラン攻撃が1位。「相手の守備が一人の選手に絞り込めない攻撃を行っている」と、ターナーOC。ランだけでなく、ニュートンのパス成功率が67.4パーセントとキャリア最高なのも強み。
タンパベイ・バッカニアーズ2勝2敗
第2週イーグルス○27対21
第3週スティーラーズ●27対30
第4週@ベアーズ●10対48
第1週から第3週まで3試合連続でQBライアン・フィッツパトリックが400ヤード以上獲得。「フィッツマジック」と呼ばれていたが、スティーラーズ戦は前半だけで3インターセプト。ベアーズ戦は前半18投9回成功126ヤードTDなし被インターセプト1で後半はQBジェイミス・ウィンストンに交代。完全に魔法が切れてしまった。
アトランタ・ファルコンズ1勝3敗
第2週パンサーズ○31対24
第3週セインツ●37対43
第4週ベンガルズ●36対37
Sキアヌ・ニールがACL断裂、LBディオン・ジョーンズが足の手術、CBリカルド・アレンがアキレス腱を断裂し、守備が1試合あたり30.5失点で地区最下位に。「1勝3敗という成績を重く受け止めている。言い訳をするわけではないが、負傷した3人は実力のあるリーダーだっただけに戦力低下は否めない」とアーサー・ブランクオーナーは落胆している。
NFC西地区
ロサンゼルス・ラムズ4勝0敗
第2週カーディナルズ○34対0
第3週チャージャース○35対23
第4週バイキングス○38対31
攻撃は獲得ヤード1位、守備の喪失ヤードが9位と攻守ともに盤石。NFC唯一の4連勝だ。第3週まではQBサックのなかったDLだが、バイキングス戦ではDTアーロン・ドナルドが2回、DTエンダムカン・スーとルーキーのジョン・フランクリンが1QBサックずつ記録。特にフランクリンはバイキングスQBカーク・カズンズを第4残り1分29秒でストリップQBサックで仕留め、試合を決定付けた。
シアトル・シーホークス2勝2敗
第2週@ベアーズ●17対24
第3週カウボーイズ○24対13
第4週カーディナルズ○20対17
カーディナルズ戦でSアール・トーマスが左足を骨折。開幕前に契約を結び直すかトレードに出すよう要求し、チームの練習を参加せずにいたため、トーマスがシーホークスとして出場することはもうないかもしれない。
サンフランシスコ49ナーズ1勝3敗
第2週ライオンズ○30対27
第3週@チーフス●27対38
第4週@チャージャース●27対29
QBジミー・ガロッポロがチーフス戦でACLを断裂。今季中の復帰は絶望的だ。ガロッポロ出場前の昨季は12週までで1勝。チーム自体も絶望的か。
アリゾナ・カーディナルズ0勝4敗
第2週@ラムズ●0対34
第3週ベアーズ●14対16
第4週シーホークス●17対20
シーホークス戦からルーキーQBジョッシュ・アレンが先発。QBサム・ブラッドフォードが先発していた第3週までの平均得点7.3点(最下位)を大きく上回る17得点。しかし、勝利とはならずリーグ唯一の全敗だ。