NFC東地区
フィラデルフィア・イーグルス1勝0敗
第1週アトランタ・ファルコンズ○18対12
QBカーソン・ウェンツはACL損傷からの復帰が間に合わず、ニック・フォールズが先発。34投19回成功1インターセプトと不調だったがウェンツは未だ復帰の目処がたっていない。一方で守備は4QBサックを記録し好調だ。
「DLは全員併せて素晴らしいユニット。ローテーションを組んで、体力を温存しながら、中心となるフレッチャー・コックスの負担を少しでも軽くしている。ファルコンズCアレックス・マックを圧倒して、QBにプレッシャーをかけ続けた」とダグ・ペダーソンHCは1QBサック、1ロスッタクルを記録しOLを圧倒したコックスを賞賛した。
ワシントン・レッドスキンズ1勝0敗
第1週@アリゾナ・カーディナルズ○24対6
QBアレックス・スミスは投じたパスの7割を成功。RBエイドリアン・ピーターソンはキャリア100回目のランニングTDを記録。新加入した2人のベテランがそれぞれ活躍し攻撃で429ヤードを獲得した。
「この攻撃に限界はない。アレックスは攻撃をうまく機能させている。OLが秀逸だったのは言うまでもないよね。ともにRBを務めるクリス・トンプソンも素晴らしかった」とピーターソンは勝利を喜んだ。
ニューヨーク・ジャイアンツ0勝1敗
第1週ジャクソンビル・ジャガーズ●20対15
OLがジャガーズDLに苦戦。QBイーライ・マニングはQBサックこそ1回だったがプレッシャーを受け続けた。負傷から復帰のWRオデル・ベッカムJrは11捕球111ヤードと完全復活。ドラフト2位指名のRBセイクオン・バークリーは3人のタックルを跳ね飛ばして68ヤードTDランで期待に応えた。
「あれはいいランだった。だから彼をドラフトしたんだ」とパット・シャーマーヘッドコーチも絶賛。敗れはしたものの、攻撃の強さが垣間見える内容だった。
ダラス・カウボーイズ0勝1敗
第1週@カロライナ・パンサーズ●8対16
Cトラビス・フレデリックがギラン・バレー症候群を患っていると8月22日に発表。筋肉を動かす運動神経が阻害され、四肢に力がが入らなくなる神経障害だ。すでに処置を施し回復に向かっているが、復帰時期は未定。看板ユニットのOLはリーダーのフレデリックなしでは機能せず。第4Qまで得点を挙げられずに敗戦した。
NFC北地区
グリーンベイ・パッカーズ1勝0敗
第1週シカゴ・ベアーズ◯24対23
QBアーロン・ロジャースが第2Q5分38秒にDEロイ・ロバートソン・ハリスのQBサックを受けた際に左足を負傷し退場。しかし、後半からは左足を引きずりながらも復帰した。
「リードを奪われ明らかに出場する必要があった。後半は機動力を大きく落としてしまった。同じ状況でプレーしたことはあるし、来週も出場したい」と、ロジャース。左足に負傷を抱えたまま第4Qに21得点を挙げ、逆転勝利を収めた。
ミネソタ・バイキングス1勝0敗
第1週サンフランシスコ・49ナーズ◯24対16
新先発QBカーク・カズンズがTDパスをWRステファン・ディグスとカイル・ルドルフに成功させる活躍。昨季NFCチャンピオンシップにまで勝ち進んだチームをスーパーボウルに導くべく3年8400万ドルの契約を結んだ期待に、まずは答える結果となった。
「俺しか捕れないとこに投げてくれた。オフシーズンに築いた信頼関係のおかげさ」と、決勝TDパスを捕球したルドルフ。昨季のナンバーワン守備は3インターセプトを記録。
シカゴ・ベアーズ0勝1敗
第1週@グリーンベイ・パッカーズ●23対24
第4Q残り2分36秒にCBカイル・フラーがパッカーズQBアーロン・ロジャースのパスをインターセプトしかけるも落球。直後のプレーでWRランドル・コブへの75ヤードパスを成功させ、一時は17点リードしていたものの逆転を許した。
デトロイト・ライオンズ0勝1敗
第1週ニューヨーク・ジェッツ●17対48
マット・パトリシアヘッドコーチのデビュー戦となったが、QBマシュー・スタフォードが5被インターセプト。いいスタートを切ることはできなかった。
NFC南地区
タンパベイ・バッカニアーズ1勝0敗
@第1週ニューオーリーンズ・セインツ◯48対40
運転手へのセクハラ問題で3試合出場停止となっているQBジェイミス・ウィンストンに変わってライアン・フィッツパトリックが先発。点の取り合いを制した。
しかし、DEジェイソン・ピエールポールらで補強した守備は40失点。CBバーノン・ハーグリーブスは股関節を負傷し長期離脱の見込み。守備の不安を残す結果となった。
カロライナ・パンサーズ1勝0敗
第1週ダラス・カウボーイズ◯16対8
ノーブ・ターナー新攻撃コーディネーターがどういった攻撃を見せるか注目を集めたパンサーズ。QBキャム・ニュートンによるオプションプレーを多用し、3回走58ヤードと回数、ヤード数ともにニュートンがチームトップだった。
「まだ1試合だけどターナーコーチの攻撃は合っていると思う。まだやりとりは必要だけどゲームプランは頭に入ってるし、とにかく準備をするだけ」とニュートン。しかし、主なパスターゲットの1人TEグレッグ・オルセンが右足の負傷で数試合欠場となってしまったのは不安要素だ。
ニューオーリーンズ・セインツ0勝1敗
第1週タンパベイ・バッカニアーズ◯40対48
QBドリュー・ブリーズが47投37回成功439ヤード3TD被インターセプトなし。RBアルビン・カマラは3TD、WRマイケル・トーマスは16捕球180ヤードと攻撃は期待通りの絶好調。しかし守備は「いいとこなし」とショーン・ペイトンヘッドコーチが酷評する絶不調。529ヤードを許してしまった。セインツは2013年以来6年連続で第1週に敗れている。
アトランタ・ファルコンズ0勝1敗
@フィラデルフィア・イーグルス12対18
5度レッドゾーンに侵入しながら一度しかTDを奪えず。獲得ヤードでは8位ながら得点力は15位と決定力を欠いた昨季の課題が未解決のままだ。
また、足の負傷でLBディオン・ジョーンズがインジャード・リザーブ入り。次戦以降は守備の主力を欠くことに。
NFC西地区
ロサンゼルス・ラムズ1勝0敗
@オークランド・レイダース○33対13
攻撃は昨季得点力1位のメンバーがWRサミー・ワトキンズ(チーフス)以外は残留。先発唯一の新加入のWRブランディン・クックスは5捕球87ヤードで捕球数、ヤードともにチームトップと順調そのものだ。
「まだ粗さもあるけど1試合目だしね。どこのチームにもいえることだし、あと何試合かすれば解決するよ」とQBジャレッド・ゴフは自信気。守備も3回のターンオーバーを記録し、攻守で優勝候補らしい強さを見せつける内容だった。
シアトル・シーホークス0勝1敗
第1週@デンバー・ブロンコス24対27
CBリチャード・シャーマン(49ナーズ)らが移籍した守備が3インターセプト。しかし、長年攻撃の課題となっているOLがブロンコスLBボン・ミラーらのパスラッシュを一切止められず被6QBサック。2インターセプトもあり、ブロンコス守備のビッグプレーの前に敗れる結果となった。
サンフランシスコ49ナーズ0勝1敗
第1週●@16対24ミネソタ・バイキングス
QBジミー・ガロッポロが3インターセプトでいきなりの敗戦。無敗神話が幕を閉じた。
「相手の守備が非常に良かった。ジミーは頑張っていたが、完璧とは言えなかった。攻撃は彼以外も同じ状況」とカイル・シャナハンHCは振り返った。
アリゾナ・カーディナルズ
第1週ワシントン・レッドスキンズ6対24
OLがオーバーパワーされ、QBサム・ブラッドフォードは被2QBサックに加えプレッシャーを受ける場面が目立った。ランも合計68ヤードしか獲得できなかった。しかも第2週の対戦相手はDLエンドミカン・スーようするラムズ。
「もう済んだことだけど、2010年のドラフトで俺が2位でサムは1位。楽しみだ」とスーは張り切っている様子。OLが守りきれるかが鍵だ。