公益社団法人日本アメリカンフットボール連盟(=国吉誠会長/以下JAFA)は1月30日、臨時理事会を開催。アメリカンフットボール日本選手権ライスボウルを2021年度大会(=2022年1月3日開催の第75回大会)より見直すことを決定した。臨時理事会では、次回大会は日本学生協会所属チームが出場しないこと、ならびに、現在、ジャパンエックスボウルとして行われている社会人優勝決定戦を日本選手権にすることが決定された。2021年度より社会人優勝決定戦が日本選手権ライスボウルとなる。
JAFAでは昨年8月よりライスボウル検討ワーキンググループ(WG)を設置。メンバーは運営側だけでなく、日本代表、社会人、学生、すべてで指導経験を持つ東大・森清之HCら現場の意見も取り入れられる形がとられた。WGは11月までに6回の会合を持ち、現状の問題点、日本選手権のあるべき姿が議論された。
その結果、学生と社会人の著しい実力差、体力差がある現状は、対戦自体が危険を伴うこと、日本選手権ライスボウルは現在、日本の最高レベルのゲームを行うことが最適という結論に達し、WGとしての意見をまとめ、昨年11月15日に開催されたJAFA理事会に報告された。
運営等の詳細については3月14日開催の日本協会定例理事会で決定される。