10月6日、啓明学院高グラウンドで行われた兵庫県大会準決勝、関学高対啓明学院の一戦は、終了39秒前にRB前島仁(2年)のTDランで逆転した関学高が20対16で勝利。49年連続全国大会出場を決めた。
秋季県大会では2年連続で啓明学院に敗れている関学高だが、いずれも県大会決勝で全国大会出場は決まった状態での対戦だった。しかし、今回は敗れればそこでシーズン終了となる準決勝の対戦だっただけに、今まで以上にシビアな戦いが予想された。
13対16で迎えた第4Q終盤、ゴール前に迫った場面での第4ダウン、関学高は同点FGを狙わずにギャンブルを選択。ボールを託されたRB前島が、ゴールラインを突き抜けた。
しかし、残り39秒からの啓明学院の反撃も凄まじかった。QB穴田悠真からWR塚崎正吾(共に3年)のホットラインのパスで得点圏に侵攻。しかし、関学高守備が粘り抜いて勝利を勝ち取った。

再逆転を試みたシリーズで好捕球した啓明学院WR7塚崎正吾(3年)photo:想い想ふ
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