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関東大学リーグ特別形式で
10月中旬開幕を目指す
監督・HC有志が声明を発表

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7月1日、関東学生アメリカンフットボール連盟は公式Webサイト上で、今季の関東大学1部リーグTOP8の開幕について3つの案で準備していることを発表した。

【A案】
10月中旬開幕とし、各リーグはリーグ分割またはトーナメントで争う。(7月末可否判断)。
【B案】
A案の実施が不可の場合、1部TOP8の開幕を11月とし、各リーグともトーナメントで争う(8月末可否判断)
【C案】
B案の実施が不可の場合、12月以降に開幕し、交流戦(オールスター戦の場合もあり)を行うこととする

いずれの案も、『選手および関係者の安全確保を最優先とする』という前提で、1試合でも多く公式戦を成立させることを目指すという基本的な考え方を反映した案だ。また、どの案も原則として無観客試合となる。

A案は1部TOP8、BIG8を例にすると、リーグを抽選で2ブロック(=1ブロック4チーム)に分け、それぞれのブロックでリーグ戦3試合と、他ブロック同順位との順位決定戦の計4試合を行うという方式が検討されている。

7月現在、チームや大学の状況や方針は様々。すでに段階的に練習を始めているチームもあれば、8月一杯まで大学施設に立ち入れない学校もある。平等なコンディションでリーグ戦を行うことが難しい状況から、今季を『特別なシーズン』とし、以下の特例レギュレーションを用いる。

・開幕に間に合わないチームについて、シーズン途中からの参加を認める
・シーズン不参加のチーム、試合を棄権したチーム(人数不足を含む)の場合にも、自動降格は適用しない
・別リーグから7人制リーグに参加するチームは2021年は元のリーグに戻る
・新型コロナウイルスの影響で実施できない試合は中止とする(不戦勝・不戦敗にはしない)

また、同日、関東学生アメリカンフットボール連盟監督会(議長=森清之/東大HC)が、監督・HC有志一同名で声明文を発表。この未曾有の事態に一丸となって立ち向かっていくこと、イーブンコンディションで行えない今季のリーグ戦に、勝敗だけでなく、大学スポーツが本来持つ『学生の成長』という観点で価値を見出し、指導していくスタンスを表明した。

関東学生連盟監督・HC有志の声明文

リーグ戦実施案の詳細は関東学生アメリカンフットボール連盟公式サイトをご確認下さい。

 

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