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東大、立教大が日大とのオープン戦を中止

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関東学生1部BIG8所属の東京大、関東学生1部TOP8所属の立教大は、それぞれ、6月9日(東大)、6月10日(立教大)にアミノバイタルフィールドで予定されていた日本大とのオープン戦を、現時点では中止する意向を固めて、関東学生連盟および日大に通達したことが編集部の調べで分かった。いずれも5月6日の日大対関学大との一戦で発生した日大の重大な反則行為を受けての対応だ。

「日大から現時点で正式な経緯説明がないこと、関東学生連盟としての仮処分は発表されているものの、規律委員会の調査中であることを踏まえて、現時点では中止を申し入れざるを得ないと判断した。我々のチームは9割以上が高校フットボール未経験者であり、中にはスポーツ自体を経験したことのない人もいる。今回の反則は30年以上指導している私自身も初めて見るケースであり、フットボール経験のある人であれば、(今回の反則行為が)極めて希なことであることは理解できると思う。しかし、大学から競技を始めた選手や、これから始めようと仮入部をしている学生、保護者の立場に立てば不安になるのは当然であり、チームとして対応を曖昧にすることはできない。通常どおりの安全な状態でプレーできるということを内外に示していただけない状態では試合をすることはできない」と、東大・森清之HCは試合中止に至った経緯を説明する。

「競技を行う上で安全の確保は最優先事項である。試合をするのはこの件に関する調査を進めている関東学生連盟の規律委員会の調査結果が出てからが筋というのが、我々の判断」と、立教大・中村剛喜監督。

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